糸リフト
中顔面糸リフト、ほうれい線と頬のたるみを改善する方法
登録日

ブログの要約
中顔面糸リフトの原理、PDO・PCL・PLLAの糸素材の違い、維持期間、副作用、フィラー・超音波との違いまで、江南Onlif医院が丁寧にまとめました。
ブログ目次
中顔面のスレッドリフトは、目の下から頬骨、前頬、ほうれい線の上部まで続く顔の中心領域のたるみを、コグ(突起)のある吸収性の医療用糸で物理的に引き上げる最小侵襲施術です。糸を皮下脂肪層やSMAS隣接層に入れて組織を引っ掛けて引っ張ると、施術直後から即効性のあるリフトアップ効果が現れ、その後コラーゲンが新たに生成されることで弾力が徐々に改善されます。切開なしで30〜60分、局所麻酔で行い、当日帰宅が可能である点が最大のメリットです。
ただし、スレッドリフトがすべてのたるみの解決策ではありません。ほうれい線が「たるみ」によるものであれば適していますが、「ボリュームが減って」できたシワであれば、フィラーや脂肪移植の方が適しています。そのため、スタートは常に診断です。自分の中顔面がなぜ崩れているのかを把握してこそ、正確な施術が可能になります。
🔍 中顔面はなぜ最も早く崩れるのか
顔を3等分すると、眉の下から鼻先の間が中顔面です。目の下、頬骨、前頬、鼻唇溝(ほうれい線)の上部を網羅するこの領域は、年齢を重ねるにつれて脂肪が下がり、ボリュームが減少し、皮膚がたるむという変化が一度に押し寄せる場所です。
そのため、ここがたるむと顔全体が疲れて重く見えます。頬骨の下がこけ、ほうれい線が深くなり、口元に肉が流れ落ちるような感覚。中顔面のリフトアップが「若返り」に直結する理由がここにあります。
📌 コア要約:中顔面は脂肪の下垂・ボリューム減少・皮膚のたるみが同時に現れる老化の集中区域です。
🧵 糸の素材から構造まで、何が違うのか
スレッドリフトで最も混同しやすいのが糸の種類です。大きく素材と構造に分けて考えると整理しやすくなります。
まず、代表的な吸収性の糸の素材は次の3つです。
素材 | 体内分解期間 | 特徴 |
|---|---|---|
PDO(ポリジオキサノン) | 約6〜8ヶ月 | 臨床で最も広く使用され、維持期間は1年前後 |
PLLA(ポリL乳酸) | 約12〜18ヶ月 | コラーゲン生成刺激効果が強調される |
PCL(ポリカプロラクトン) | 18〜24ヶ月以上 | 吸収性の中で分解が最も遅く、維持力に優れる |
構造で見ると、**コグ糸(Cog Thread)**は表面の突起で組織を引っ掛けて引っ張る方式であるため、主に中顔面のリフトアップに用いられ、**モノ糸(Mono Thread)**は突起のない滑らかな糸で、コラーゲン刺激が中心となるため、引っ張る力は限定的です。ボリュームを出す目的のスクリュー・ツイスト型も別途あります。
ちなみに、ポリプロピレンなどの非吸収性の糸は維持期間は長いですが、問題が生じた際の除去が難しいため、吸収性の糸とは性質が明確に異なります。素材と構造の選択は顔の状態によって異なるため、「どの糸が最高」という正解はありません。
📌 コア要約:素材(PDO・PLLA・PCL)と構造(コグ・モノ)を分けて理解すると、糸の選択基準が明確になります。
⏱️ 効果はいつから、どれくらい持続するのか
糸を入れると、その日すぐに引き上げられる即効性のある効果があります。これに加えて、コラーゲン新生反応が施術後1〜3ヶ月にかけて段階的に現れることで、弾力が二次的に改善されます。
維持期間は、糸の種類や個人の肌、生活習慣によって**平均6ヶ月から2年(一部の報告では最大3年)**です。よくある誤解の一つに「糸が溶けると効果も消える」というものがありますが、糸が分解された後も、その場所に生成されたコラーゲンのおかげで、弾力効果は一定期間残ります。
再施術は効果が約50%残っている時点、おおむね施術後1〜1.5年で行うのがおすすめです。完全に効果が切れてから行うよりも、この時期に再度行うことで、より自然に効果を維持できます。
blockquote>
📌 コア要約:即時リフトアップ + コラーゲン改善の二重効果、維持期間6ヶ月〜2年、再施術は効果50%の時点が目安。
⚖️ 切開リフト・フィラー・超音波とは何が違うのか
リフトアップの方法は多岐にわたります。それぞれ役割が異なるため、比較して見るのが良いでしょう。
区分 | 方式 | 維持 | 回復 |
|---|---|---|---|
スレッドリフト | 糸で組織を引っ張る | 1〜2年 | 数日〜2週間 |
切開リフト(フェイスリフト) | 切開により皮膚・筋膜を除去 | 5〜10年以上 | 2〜4週間 |
高周波(サーマクール) | 熱でコラーゲンを誘導 | 弾力中心 | ほとんどなし |
超音波(ウルセラ) | SMAS層にエネルギーを伝達 | 弾力中心 | ほとんどなし |
切開リフトは持続力が長いですが、切開と長い回復期間を伴う手術です。たるみがひどく、皮膚の余りが過剰な場合には、手術の方が適している場合があるのも事実です。ただし、Onlifは切開せずに皮膚本来のキメと弾力を蘇らせる非手術的アプローチを優先します。
高周波・超音波はダウンタイムがほとんどない代わりに、物理的に引っ張る力は弱いです。そのため、引き上げが必要ならスレッドリフト、弾力ケアが目的であれば超音波・高周波を組み合わせる設計が現実的です。ボリュームが減少した部位には、フィラーや脂肪移植を併用することもあります。
📌 コア要約:スレッドリフトは「引き上げ」、超音波・高周波は「弾力」、フィラーは「ボリューム」。原因に合わせて組み合わせます。
🩺 副作用と回復、事前に知っておくべきこと
代表的な反応は、腫れ、内出血、ディンプル(皮膚の凹み)、非対称、異物感です。そのほとんどは一時的なものです。腫れ・内出血は3日〜2週間以内に緩和され、組織が完全に落ち着くまでには約2〜4週間かかります。
ディンプルは、糸の突起が浅い層に引っかかることで生じますが、これも通常2〜4週間以内に自然に改善します。回復期のケアは次のように行います。
施術後2〜4週間は、顔のマッサージ、サウナ、激しい運動、硬い食べ物、口を大きく開けることを避ける
冷やすのは2〜3日間、その後は温めるケアに切り替えて腫れ・内出血を緩和する
アスピリン・抗凝固薬・オメガ3・高用量ビタミンEは、出血や内出血のリスクを高める可能性があるため、必ず事前に医療スタッフに相談する(自己判断での中断は禁物)
血管や神経が複雑に走る中顔面では、先端が丸いカニューレを使用して損傷リスクを減らす方式が好まれます。
📌 コア要約:腫れ・内出血・ディンプルは通常2〜4週間以内に軽快。冷→温ケアへの切り替えと4週間の生活ルールが回復のカギ。
🎯 本数よりも設計、Onlifの視点
「糸を多く入れるほど良い」というのはよくある誤解です。本当に重要なのは糸の本数ではなく、挿入する層・方向・固定点の設計です。使用する糸の本数は片側2〜6本、両側合計4〜12本程度で、顔の状態やデザインによって異なります。
Onlifは、皮膚、皮下脂肪、SMAS、筋肉層まで、層の特性を分けてアプローチする多層リフトアップの観点を志向しています。広い頬骨は垂直に、ひどいたるみは斜めに強く、過剰なボリュームは方向を分散させて整理するように、顔型・シワ・ボリュームを総合的に捉えるオーダーメイドデザインが結果を左右します。
結局のところ、施術者の解剖学的な理解と熟練度が最大の変数です。Onlifは、分野別に自身が最も得意とする施術を担当する医師特記制を通じて、この正確性を守ろうとしています。目・鼻・口の形を変えるのではなく、たるみという老化のサインだけを取り除き、本来のバランスを蘇らせる方向性です。
📌 コア要約:本数競争ではなく、層・方向・固定の設計、そして施術者の熟練度が結果を生み出します。
❓ よくある質問
中顔面のスレッドリフトとほうれい線のフィラー、どちらを先にすべきですか?
ほうれい線の原因が「たるみ」であればスレッドリフトが、「ボリュームの減少」であればフィラーや脂肪移植が優先されます。両方の原因が混ざっている場合は、リフトアップで引き上げた後に残る窪みをフィラーで補うという順序が一般的です。正確な順序は診断後に決定します。
糸がすべて溶けた後も効果は残りますか?
はい。糸自体は分解されますが、施術過程で刺激されたコラーゲンが残るため、弾力効果は一定期間維持されます。「糸が溶けると元に戻る」というのは誤解です。
再施術はいつ受けるのが良いですか?
効果が約50%残っている時点、おおむね施術後1〜1.5年が推奨される時期です。完全に効果が切れてからよりも、この時期に再施術を行うことで、効果が自然に持続します。
ディンプル(皮膚の凹み)ができたのですが、大丈夫でしょうか?
糸の突起が浅い部分に引っかかることで生じる現象で、ほとんどの場合2〜4週間以内に自然に改善します。長引く場合や痛みが強い場合は、施術を受けたクリニックにお問い合わせください。
頬の肉が多くて重い場合でも効果的ですか?
たるみの程度が強く、皮膚の余りが過剰な場合、スレッドリフトだけでは限界があります。このような場合は、超音波・高周波などの弾力施術を併用するか、他の方法を一緒に検討するのが現実的です。
男性も受けられますか?
可能です。ただし、男性は皮膚がより厚く、支持組織の特性が異なるため、糸の選択や挿入設計に違いを持たせます。個人別の診断が特に重要です。
この記事は一般的な情報提供を目的とした内容であり、個人の肌状態や老化の現れ方によって適した施術は異なります。正確な診断と施術設計は、専門医への相談を通じて確認されることをお勧めします。江南のOnlif医院は、切開のない非手術的リフトアップを中心にカウンセリングを行っています。
代表電話
1588-8171
アクセス
ソウル特別市瑞草区江南大路399 モンテッソーリビル2、4、5階
(2号線/新盆唐線 江南駅9、10番出口)