糸リフト
二重あごの糸リフト、引き上げるだけでいいの?知ってから受けると変わること
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ブログの要約
二重顎の糸リフトの原理、PDO・PLLA・PCLの糸の違い、維持期間、脂肪タイプの二重顎の限界と副作用まで。非手術でフェイスラインを整える方法について分かりやすく解説しました。
ブログ目次
二重あごのスレッドリフト(糸リフト)は、たるんだ皮膚や組織を糸で物理的に引き上げて固定する非手術的な施術です。ポイントは一つです。脂肪を落とすのではなく、伸びて下垂した組織を元の位置に引き上げてフェイスラインを描き直すことです。そのため、皮膚の弾力が低下し、あご下がぼやけてきた場合に適しています。
ただし、すべての二重あごに同じように効果があるわけではありません。脂肪が厚く蓄積した二重あごの場合、スレッドリフトだけでは限界が明らかであり、別のアプローチを併せて検討する必要があります。この記事では、スレッドリフトが実際にどこまで効果をもたらすのか、糸の種類や維持期間、副作用、そしてご自身の二重あごに適した選択肢について順を追って解説します。
🧵 二重あごのスレッドリフトは正確にどのような原理ですか?
スレッドリフトは、特殊に加工された糸を皮膚の下に挿入し、たるんだ組織を引っ掛けて引き上げた後に固定する方法です。この際、糸の表面に突起(コグ)が付いた「**コグ糸(Cog/Barb Thread)**」が重要な役割を果たします。釣り針のかえしのように組織を引っ掛けて固定するため、引き上げたラインが簡単に戻らないようにキープしてくれるのです。
一方、突起のない平らな糸(モノフィラメント)は、引き上げる力よりも弾力改善の役割に近いです。そのため、実際の施術ではコグ糸で引き上げ、モノ糸で質感を補強するというように、役割を分けて併用するケースが多いです。
糸を挿入する深さも結果を左右します。浅すぎると皮膚が凸凹したり透けて見えたりすることがあり、深すぎると引っ掛かりが弱くなり効果が低下します。そのため、皮下脂肪層とSMAS層(表情筋膜層)の間、コグが適切に引っ掛かる層に正確にアプローチすることが鍵となります。
ここに加わるのがコラーゲンの再構築(リマデリング)です。糸が挿入されると、組織が軽微な炎症・線維化反応を起こし、この過程でコラーゲンが新たに生成されることで、数ヶ月にわたり皮膚の弾力が段階的に改善されます。つまり、引き上げによる即効性と、徐々に現れる弾力効果が同時に作用することになります。
📌 ポイント要約:スレッドリフトは脂肪除去ではなく、コグ糸で組織を引き上げて固定し、コラーゲン生成によって弾力まで誘導する施術です。
🔬 PDO・PLLA·PCL、糸にはどのような違いがありますか?
スレッドリフトに使用される吸収性の糸は、大きく3つの種類に分けられます。材質によって体内で溶ける速度が異なり、この違いが維持期間に直結します。
糸の種類 | 体内吸収期間(目安) | 特徴 |
|---|---|---|
PDO(ポリジオキサノン) | 約4〜8ヶ月 | 最も広く使われている基本タイプ。比較の基準点 |
PLLA(ポリ乳酸) | 約12〜18ヶ月 | コラーゲン誘導効果が強調される |
PCL(ポリカプロラクトン) | 約18〜24ヶ月 | 分解が最も遅く、長期維持を志向 |
よく「PCLが最も長持ちするから無条件で良いのではないか」という質問を受けます。しかし、単に長持ちする糸がすべての人にとって正解とは限りません。皮膚の状態、たるみの程度、引き上げたい方向によって、どの糸を何本、どの方向に挿入するかが異なるためです。
ちなみに、非吸収性の糸(ポリプロピレンなど)は効果が長持ちする反面、問題が生じた際の除去が難しく、長期的な副作用のリスクがあるため、慎重に検討する必要があります。溶ける糸か溶けない糸かは、維持期間だけでなく安全性の観点からも合わせて考慮すべき問題です。
📌 ポイント要約:PDOは4〜8ヶ月、PLLAは12〜18ヶ月、PCLは18〜24ヶ月が目安であり、長持ちする糸が必ずしも最善とは限りません。
⏳ 効果はどれくらい持続し、永久的ですか?
結論から言うと、スレッドリフトの効果は永久的ではありません。糸が溶けるにつれて、引き上げる力も徐々に弱まります。一般的には6ヶ月から1年、糸の種類によっては長くて18〜24ヶ月ほど維持された後、徐々に減少します。
ただし、糸がすべて溶けたからといって完全に元に戻るわけではありません。施術の過程で誘導されたコラーゲンのおかげで、施術前よりも一部の弾力が維持されることがあります。リフトアップ自体の引き上げ効果は薄れても、肌のベースは少し良い状態が保たれるのです。
そのため、多くの方が効果が薄れてきた頃に再施術を検討します。再施術の間隔や累積回数による組織の反応には個人差が大きいため、繰り返しの施術は状態を見ながら医師とのカウンセリングで決めるのが適切です。
📌 ポイント要約:維持期間は通常6ヶ月〜2年で徐々に減少しますが、コラーゲン効果により若干の弾力は残ることがあります。
🍖 脂肪タイプの二重あごにもスレッドリフトは効果がありますか?
ここで多くの誤解が生じます。二重あごの原因は一つではありません。皮下脂肪の蓄積、皮膚の弾力低下、広頸筋(Platysma)の緩み、下顎の骨格構造、ストレートネック(スマホ首)などの姿勢の問題が複合的に絡み合っています。
スレッドリフトは、この中で皮膚や組織のたるみに対して強みがあります。逆に、あご下に脂肪が多い「脂肪タイプ」の二重あごの場合、糸で引き上げても厚みのあるボリューム自体が残るため、効果は限定的です。
このような場合は、異なるアプローチを検討します。
脂肪溶解注射(デオキシコール酸):切開せずに脂肪を減らす方向
あご下脂肪吸引:脂肪除去が主な目的(切開アプローチ)
HIFU(高密度焦点式超音波)・高周波RF:非侵襲的なエネルギーで弾力と輪郭を補強
Onlifでは、メスを入れる手術よりも皮膚科的観点からの非手術的なアプローチを優先的に考慮します。弾力低下によるたるみが主な原因であれば、スレッドリフトや超音波・高周波リフトを行い、脂肪が混在している場合は、脂肪を減らす施術と弾力施術の順序を調整するといった方法をとります。
あご自体が後退している「あごなし・下顎後退型」の場合は、あご先フィラー(注入治療)やプロテーゼでラインの基準点を補完することもあります。重要なのは、原因が異なれば解決策も異なるという点です。
📌 ポイント要約:脂肪タイプの二重あごにはスレッドリフト単独の効果は限定的であり、脂肪減少施術やエネルギー照射治療を組み合わせて計画することが現実的です。
📐 美しいフェイスラインの基準は何ですか?
漠然と「シャープに」するのではなく、美容的に参考にされる基準があります。それが頸部下顎角(Cervicomental Angle)、つまり首とあごのラインがなす角度です。
一般的に、約105〜120度の範囲が理想的な首とあごの角度とされています。この角度が鈍くなるほどあご下がぼやけて見え、適切に引き締まるほど横顔のラインがはっきりと際立ちます。デザインする際にこの基準を念頭に置くことで、むやみに引っ張るのではなく、目標とするラインを定めてアプローチすることができます。
施術時間は通常20〜60分前後で、局所麻酔下で行われるのが一般的です。使用される糸の本数は片側4〜10本前後が多いですが、標準的な本数というものはありません。
むしろ、糸を多く入れるほど良いという考え方には注意が必要です。過剰になると、皮膚の凸凹感、異物感、炎症のリスクが高まります。重要なのは本数ではなく、正確な層と位置に繊細に引っ掛けることです。
📌 ポイント要約:理想的な首とあごの角度は105〜120度であり、糸は本数よりも正確な位置と方向のデザインが結果を左右します。
⚠️ 副作用と安全性、必ず知っておくべきことは?
非手術的だからといってリスクがないわけではありません。代表的な随伴症状として以下のようなものが知られています。
ディンプル(Dimpling):糸の深さや張力の調整ミスによって生じる皮膚の引きつれ・凹み。最も一般的な副作用の一つ
糸の露出、左右非対称、異物感
感染、炎症性結節
特に注意すべき解剖学的なポイントがあります。あごのライン付近には**顔面神経下顎縁枝(Marginal Mandibular Branch)**が通っており、この神経が損傷すると口元の動きに影響が出ることがあります。そのため、あごラインの施術は解剖学的な構造を正確に理解した上で行うべき領域です。
施術後に内出血や皮膚の色が異常に青白く・黒ずんで変化するなど、普段と異なる兆候が見られる場合は、我慢せずに受診することをお勧めします。また、ケロイド体質、糖尿病、免疫低下状態、妊娠・授乳中の方は、施術前に必ず申告してください。
施術前後のケアも重要です。アスピリン、オメガ3、ビタミンE、抗凝固薬は内出血のリスクを高める可能性があるため、服用中の方は事前に調整が必要です。施術後1〜2週間は、飲酒、サウナ、激しい運動、大きな口を開けること、硬い食べ物を避けることが推奨されます。
結局のところ、結果と安全性を分けるのは施術者の熟練度です。Onlifが糸の本数よりも「正確な位置に繊細に」を強調する理由もここにあります。分野ごとに最も得意とする施術に集中する医師特化制、正規品・正量の使用、そして感染予防システムが裏付けされて初めて、非手術的な施術のメリットが活かされます。
📌 ポイント要約:ディンプルや神経損傷のリスクがあるため、解剖学的な理解と熟練度が安全の鍵であり、施術前後のケアも重要です。
🗓️ 施術後の回復プロセスはどのようになりますか?
ダウンタイムの経過は、おおむね予測可能な範囲です。
腫れ・内出血:通常3〜14日以内に軽減
突っ張り感・異物感:1〜4週間以内に徐々に落ち着く
大きな口を開けること・硬い食べ物:初期の1〜2週間は控えることを推奨
初期の突っ張り感は、糸が組織をしっかりと固定しているサインに近いものです。時間が経つにつれて自然になりますので過度に心配する必要はありませんが、痛みや腫れが長引く、または悪化する場合は受診をお勧めします。
ストレートネックなどの姿勢は、二重あごを再び目立たせる要因になります。施術でラインを整えた後も、日常の姿勢や体重管理が結果の維持に影響を与えるという点は覚えておく価値があります。
📌 ポイント要約:腫れや内出血は2週間前後、突っ張り感は1〜4週間以内に軽減し、姿勢や体重管理が維持に役立ちます。
❓ よくある質問
二重あごのスレッドリフトで脂肪も減りますか?
いいえ。スレッドリフトはたるんだ組織を引き上げて固定する施術であり、脂肪を直接除去するわけではありません。脂肪が多い二重あごの場合は、脂肪溶解注射や脂肪減少施術を併用するのが効果的です。
効果はどのくらい持続しますか?
一般的には6ヶ月から1年、糸の種類によっては長くて18〜24ヶ月維持された後、徐々に減少します。永久的ではありませんが、コラーゲン生成効果により一部の弾力は残ることがあります。
PDO・PLLA・PCLの中でどの糸が良いですか?
吸収期間はPDOが約4〜8ヶ月、PLLAが約12〜18ヶ月、PCLが約18〜24ヶ月です。長持ちする糸が必ずしも良いわけではなく、皮膚の状態やたるみの程度に合わせた選択が重要です。
糸を多く入れるほど効果が高くなりますか?
そうとは限りません。過度な糸の挿入は、かえって皮膚の凸凹、異物感、炎症のリスクを高めます。本数よりも、正確な層と位置に挿入する繊細さが結果を左右します。
ディンプル(皮膚の凹み)ができた場合はどうすればよいですか?
ディンプルは糸の深さや張力の調整が適切でない場合に生じる一般的な反応で、時間が経つにつれて軽快することが多いです。持続する場合や症状がひどい場合は、必ず施術を受けたクリニックで診察を受けてください。
太ったりストレートネックがあったりすると効果はなくなりますか?
体重増加はあご下のボリュームを増やして効果を隠してしまうことがあり、ストレートネックなどの姿勢も二重あごを再び目立たせます。姿勢の改善と体重管理が結果の維持に役立ちます。
施術後にMRIや歯科治療を受けても大丈夫ですか?
吸収性の糸は一般的に大きな問題にはなりませんが、MRI検査や歯科治療を受ける前には、スレッドリフトの施術歴を医師や歯科医師に伝えておくのが安全です。
二重あごのスレッドリフト、クリニックを選ぶ前に確認すると良いこと
同じ施術であっても、どこで・誰が・どのように行うかによって、結果や回復プロセスは異なります。カウンセリングの際に以下の項目を直接確認してみると、判断の助けになります。
その施術を頻繁に行っているクリニックか — クリニックによって注力している施術は異なります。二重あごのスレッドリフトを日常的に行っている場所であるか確認してみましょう。
使用する製品や機器を確認できるか — 製品名や正規品であるか(輸入許可製品であるか、開封確認の手順があるかなど)をカウンセリングで確認できるか聞いてみましょう。
費用の内訳を説明してくれるか — 総額だけでなく、どのような製品をどのくらい、どの範囲に使用するのか説明を受けることで、納得のいく判断ができます。
顔全体を見てデザインしてくれるか — 同じ施術でも、輪郭・皮膚の状態・左右の非対称性によって、挿入する位置や本数は異なります。
副反応やダウンタイムのプロセスを事前に説明してくれるか — 期待できる変化だけを説明するカウンセリングよりも、起こり得る副反応と対処法をあわせて説明してくれるクリニックの方が信頼できます。
施術後の経過確認のサポートはあるか — 経過確認の時期、万が一異常があった場合の連絡方法、再診の基準が定められているか確認してみましょう。
Onlifクリニックでは二重あごのスレッドリフトをこのように行います
担当を細分化しています — 一人の医師がすべての施術を担当するわけではないという考えのもと、Onlifでは分野別に担当医師を分けて診療を行っています。
製品や機器をカウンセリング時に一緒に確認します — 使用する製品と開封確認の手順をカウンセリングのプロセスでご案内いたします。
費用は診断後に内訳と合わせてご案内します — 部位・容量・範囲は個人によって異なるため、何にいくらかかるのかをあわせて説明いたします。
顔全体のバランスを見てデザインします — 肌の質感・バランス・若々しさのサインという3つの軸で顔を捉え、形を大きく変えるのではなく、本来の印象を妨げている部分を整える方向で計画を立てます。
副反応やダウンタイムについて事前にお伝えします — 期待できる変化とともに、個人差や起こり得る副反応、その対処法について施術前にご案内します。
施術後の経過を一緒に確認します — 回復期間中に確認が必要な場合は、再診や連絡の方法をご案内いたします。
二重あごのスレッドリフトをご検討中であれば、現在の状態で何が可能で、何が難しいのかを確認することから始めるのがお勧めです。正確な診断と施術計画は、対面診療を通してのみ判断できます。江南のOnlifクリニックでのカウンセリングでぜひご確認ください。
代表電話
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アクセス
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