人中短縮リフト
人中ボトックス(リップフリップ)、人中を縮めずに中顔面を整える方法
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ブログの要約
人中ボトックス(リップフリップ)は、口輪筋を少量弛緩させることで人中を短く見せ、中顔面の印象を整える非手術的施術です。効果・維持期間・副作用について、江南のOnlif医院がまとめました。
ブログ目次
人中ボトックス、一般的にリップフリップ(Lip Flip)と呼ばれるこの施術のポイントからお話しします。 人中ボトックスは、上唇の内側の筋肉である口輪筋にボツリヌストキシンを極微量注入し、内側に巻き込まれていた上唇のラインを少し外側に広げる非手術的な施術です。人中の皮膚や組織を切り取るわけではなく、筋肉の緊張を一時的に緩和する方法であるため、実際の人中の長さ(philtrum length)が物理的に短くなることはありません。ただ、上唇の赤い部分が少しふっくらと見えるようになり、鼻と唇の間が短く見える印象、つまり中顔面が整ったような印象を与えることができます。
そのため、「人中を短縮(切開)すべきか」と悩む前に、メスを入れずに印象を整える選択肢としてまず検討してみる価値があります。施術時間は5〜10分程度で、ダウンタイムもほとんどないため、当日からすぐに日常生活に戻ることができます。一方で、永久的な施術ではないということ、そして唇というデリケートな部位であるため、投与量の調整が結果を左右するという点は必ず押さえておく必要があります。
🔎 人中ボトックスは正確にどのように作用しますか?
ボツリヌストキシン(Botulinum Toxin Type A)は、神経末端でアセチルコリン(Acetylcholine)という神経伝達物質の分泌を阻害し、筋肉の収縮を一時的に遮断する原理で作用します。筋肉が緊張を緩めると、その上の皮膚や組織も一緒に弛緩します。
人中ボトックスでトキシンが注入される主な筋肉は「**口輪筋(Orbicularis Oris)**」です。この筋肉が少し弛緩すると、笑ったり話したりする際に内側に巻き込まれていた上唇が少し外側へ広がります。その結果、唇の粘膜の境界線であるバーミリオンボーダー(Vermilion Border)の上側の露出が増えて上唇がふっくらと見え、相対的に人中が短く見える効果が現れます。
注入ポイントは、上唇の上側、キューピッドボウ(Cupid's Bow)周辺の2〜6箇所です。使用量は、上唇基準で大体**4〜10ユニット(Units)**と非常に少量です。歯茎が過剰に見えるガミースマイル(Gummy Smile)の悩みも併せてある場合は、上唇を引き上げる**上唇挙筋(Levator Labii Superioris)**も同時に検討することがあります。
📌 要点まとめ:人中ボトックスは、口輪筋を少量弛緩させて上唇を外側に広げ、人中を短く見せる原理です。長さを短縮するのではなく、印象を変える施術です。
⏱️ 効果はいつから現れ、どれくらい持続しますか?
効果はすぐには現れません。 施術後2〜5日から徐々に感じられ始め、1〜2週間ほどで最大の効果に達します。そのため、施術当日に鏡を見てがっかりしたり、焦ったりする必要はありません。
持続期間は平均2〜4ヶ月程度です。ただ、唇の周辺は食べる、話す、笑うなど、非常によく動かす部位であるため、顔の他の部位よりも短く、2〜3ヶ月程度に感じられる場合もあります。トキシンは時間の経過とともに自然に分解され、元の状態に戻ります。
継続的な施術を考えている場合は、効果が完全に消失する直前(大体2.5〜3ヶ月頃)に再度カウンセリングを受けることが、安定してラインを維持するのに役立ちます。
📌 要点まとめ:効果は2〜5日後に始まり、1〜2週間でピークに達します。維持期間は平均2〜4ヶ月ですが、唇特有の動きにより短く感じられることがあります。
💉 人中ボトックス vs 唇フィラー vs 人中短縮手術
似ているように見えても、目的と原理が異なる施術です。表にまとめてご紹介します。
区分 | 人중ボトックス(リップフリップ) | ヒアルロン酸唇フィラー | 人中短縮手術 |
|---|---|---|---|
原理 | 口輪筋の弛緩 | ボリューム(体積)の追加 | 人中の組織を切除 |
効果 | 上唇ふっくら・人中が短く見える | 唇のボリューム・形状補正 | 実際の人中の長さを短縮 |
持続 | 約2〜4ヶ月 | 約6〜12ヶ月 | 永久的 |
修正の可否 | 自然消退を待つ | ヒアルロニダーゼで即座に溶解可能 | 不可(手術) |
ダウンタイム | ほとんどなし | ほとんどなし | 回復期間が必要 |
リップフリップと唇フィラーは併用も可能です。筋肉の弛緩(ボトックス)とボリュームの追加(フィラー)を組み合わせて相乗効果を狙うケースが多いです。一方、人中が構造的に長く、物理的な短縮を望む場合は人中短縮手術が検討されますが、切開・回復・不可逆性という負担が伴います。構造的な問題が大きくない場合は、メスを入れる前に非手術的に整える選択肢をまずは検討することをお勧めします。
📌 要点まとめ:フィラーはボリューム、ボトックスは筋肉の弛緩、手術は永久的な短縮です。元の状態に戻せるのはフィラーのみですので、ボトックスは慎重に、まずは少量から行うのが賢明です。
⚠️ 副作用と慎重になるべきケース
注入量の調節が適切であれば稀ですが、過剰に注入されると機能的な不便が生じることがあります。
パ・バ・マ行などの両唇破裂音の発音がしづらくなるような違和感
ストローの使用が不便になったり、水を飲む際にこぼれそうになる感覚
笑ったときの表情の非対称性
よだれが出る、食事の際の違和感
極めて稀に、嚥下困難(飲み込みにくさ)、呼吸困難、全身の筋力低下などの異常反応が現れることがあります。このような症状が現れた場合は、遅滞なく医療機関にご連絡ください。
特にアナウンサー、歌手、講師、管楽器演奏者のように、職業的に唇の機能が重要な方々は、より慎重にアプローチする必要があります。よだれや嚥下障害の既往歴、神経筋肉疾患がある場合は、事前にお知らせいただく必要があります。また、妊娠中・授乳中の方は、ボツリヌストキシンによる美容施術は推奨されません。
📌 要点まとめ:過剰な注入は発音や表情の違和感を招く可能性があり、唇の機能が重要な職業の方や妊娠・授乳中の方は慎重になる必要があります。ひどい異常反応が生じた場合は直ちに医療機関へご連絡ください。
🧬 製品と耐性、そして知っておくと良いこと
一般的に使用されるボツリヌストキシン製品には様々な種類があります。オリジナルであるボトックス(Botox、アラガン社)や、複合タンパク質を含まないゼオミン(Xeomin)などがあります。
ここで誤解しやすい部分があります。製品ごとに力価や希釈方法が異なるため、「何ユニット」という数値を製品間で単純に比較することは正確ではありません。ボトックスの1Uと、他の製品の1Uが全く同じ効果を発揮するとは限りません。そのため、単位の数値だけで判断するのではなく、どのような目標に対して、どれだけの量をどこに注入するかがはるかに重要です。
もう一つ。頻繁で高用量、または短すぎる間隔での施術は、中和抗体(Neutralizing Antibody)の形成により効果が減退する「耐性」を引き起こす可能性があります。必要以上に頻繁に、多量に注入しないことが推奨されます。なお、ボツリヌストキシン施術は医療行為に分類され、医療機関でのみ合法的に行われます。
📌 要点まとめ:製品別の単位は単純比較できず、頻回かつ高用量の施術は耐性のリスクを高めます。少量・適切な間隔を守ることが原則です。
✨ オンリフのアクセス — 変えるのではなく、整えること
江南 Onlif 医院は、目・鼻・口の形を直接的に変える整形ではなく、本来のバランスを活かす方向性を目指しています。人中と唇についても同様です。人中を切り取って短くするのではなく、筋肉の緊張を丁寧に取り除くことで、中顔面の印象を自然に整えることを目的としています。
Onlif は皮膚科的な観点からの非手術的施術を中心としています。唇やほうれい線のフィラー、ボトックス、スキンブースター、糸リフトなどの施術を通じて、やりすぎない自然な改善を目指しています。「一人の医師がすべての技術を完璧にこなすことはできない」という考えのもと、分野ごとに最も得意とする施術を各医師が担当する「医師特技制」を導入しているのも、同じ目的からです。
人中ボトックスのようにデリケートな部位ほど、少量からスタートし、表情の状態(真顔・微笑み・横顔)を様々な角度から記録した上で判断するという控えめなアプローチこそが、不自然さや副作用を抑える核心です。
📌 要点まとめ:Onlif は人中を「変える」のではなく、非手術的に「整える」アプローチを優先し、少量かつ慎重なアプローチを原則としています。
❓ よくある質問 (FAQ)
人中ボトックスを打つと、人中は実際に短くなりますか?
実際の人中の長さそのものが短くなるわけではありません。口輪筋を弛緩させて上唇が少し広がることで、人中が短く見えるという視覚的な変化に近いものです。物理的に長さを縮めたい場合は、別の方法を考慮する必要があります。
効果はいつから感じられ、どのくらい持続しますか?
施術後2〜5日からゆっくりと効果が現れ始め、1〜2週間で最大の効果に達します。維持期間は平均2〜4ヶ月ですが、唇はよく動かす部位であるため、2〜3ヶ月と短く感じられることもあります。
施術が気に入らない場合、すぐに元の状態に戻せますか?
ボトックスはフィラーとは異なり、注入後にすぐ中和して消す方法がありません。フィラーはヒアルロニダーゼで溶かすことができますが、ボトックスは時間が経ち自然に消失するのを待つ必要があります。そのため、最初の施術は少量から始めるのが安全です。
発音が不自然になったり、ストローが使いにくくなったりすることはありますか?
適切な投与量であれば稀ですが、過剰に注入された場合、パ・バ・マ行などの破裂音の発音がしづらくなったり、ストローの使用や水分摂取が不便になることがあります。時間が経過すると元の状態に回復します。
アナウンサーや歌手のように、発音が重要な職業でも施術を受けられますか?
不可能ではありませんが、非常に慎重に行う必要があります。仕事に支障をきたさないよう、極めて微量からアプローチするか、施術の是非について医師と十分に相談した上で決定することをお勧めします。
唇フィラーと同時に施術を受けることは可能ですか?
可能です。筋肉の弛緩(ボトックス)とボリュームの追加(フィラー)を同時に行い、シナジー効果を狙う併用施術は一般的に行われています。目的に応じて単独または併用で進行します。
頻繁に行うと耐性ができますか?
高頻度、高用量、または間隔が短すぎる施術を繰り返すと、中和抗体が形成され効果が出にくくなる耐性のリスクが高まる可能性があります。本当に必要な時期に、推奨される適切な間隔を空けて受けることが大切です。
妊娠中や授乳中でも受けられますか?
妊娠中や授乳中の方は、原則としてボツリヌストキシンを用いた美容施術は推奨されていません。施術をご予定されている場合は、必ず事前に医師に状態をお伝えください。
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